樗材千年の寿も如かじ槿花一日の栄には [読み] ちょざいせんねん の ことぶき も し かじ きんか いちじつ の えい には [意味] 無為無能で長生きするよりは、短くても立派な業績を残して終わる人生の方が良い。 樗材・・・役に立たない才能や人材。また、自分を遜(へりくだ)っていう語。 槿花・・・木槿(ムクゲ)の花。朝に開いて夕方にはしぼむところ から、はかない栄華のたとえにされる。 槿花一日の栄・・・人の盛りの華やかさも、木槿(ムクゲ)の花と同じようにはかないものだということ。